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ハイエンドマスターモデル (ゾイド) : ミニ英和和英辞書
ハイエンドマスターモデル (ゾイド)[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ハイエンドマスターモデル (ゾイド) : ウィキペディア日本語版
ハイエンドマスターモデル (ゾイド)[ちょうおん]
ハイエンドマスターモデル (HIGHEND MASTER MODEL) は、コトブキヤタカラトミーコラボレーションによるプラモデルシリーズ。玩具シリーズ『ゾイド』を1/72スケールプラモデルキットとしてリメイクしたものである。後にゾイドの派生シリーズに当たる『装甲巨神Zナイト』からも製品化された。略称は「HMM」。
== 概要 ==
かつてゾイド関連のフィギュアやスタチューの原型製作を担当し、スーパーロボット大戦シリーズアーマードコアシリーズの展開でプラモデルシリーズのノウハウを積んだコトブキヤが2006年11月、製品第一弾のシールドライガーから展開を開始した。なお、企画・製作・販売は全てコトブキヤが行い、タカラトミーはライセンス許諾を認めているにとどまる。
タカラトミー製ゾイドシリーズ最大の特徴でもあるゼンマイや電動を利用した動力機構の内蔵によって犠牲となっていた、動物らしいプロポーションや、ポージングのための可動を重視した立体化をコンセプトとする。機体リファインはメダロットのデザインを手掛けたまるかたが担当。プロポーションはモチーフとなった動物により一層近付けるべくスリムなものとなり、武装パーツにも大幅なアレンジが加えられている。手動ギミックに関してはタカラトミー版をほぼ完全に継承しつつ、HMM独自のギミックも盛り込まれている。例としてゾイドコアの再現は当シリーズ共通のものとなっている〔ただし、プテラス、ゴドスなどのゾイドコアは他と違って小さくされている〕。
コトブキヤ製プラキット共通の特徴である緻密なディテールとそれに伴う細微なパーツ分割はこのシリーズにおいても顕著で、タカラトミー版と比較して同じ1/72スケールながら総パーツ数は6 - 8倍にも及び、価格も大幅に高額となっている。その分、完成度は高いが、組み立ての工程も相応に多い上、鋭利な部品や脆く壊れやすいため繊細な扱いが必要で製作難度は高くなっている。〔材質はスチロール樹脂の他、一部ポリエチレンABS樹脂を使用。タカラトミー版も材質は同じだが、玩具安全基準を満たすため肉厚な部品が多く、その部品自体も大きめのため、外見の精密度は劣る代わりに強度は高い。〕接着剤不要のスナップフィットモデルであるが、部品の嵌め合いが弱い箇所が少なからずあるため、要所には接着が推奨される。
ブレードライガー(バン仕様)などアニメシリーズを由来とする機体を除き、ゾイドバトルストーリーやTVアニメの版権を有する小学館(SHO-PRO)のクレジットが無い。そのため、説明書にはバトルストーリーに類似、もしくは僅かに関連付ける程度のオリジナルストーリーが掲載されている(解説、ストーリー執筆者はプロモデラーのヤマザキ軍曹)。製品化のペースは比較的緩やかだが、タカラトミー版では製品化されなかったバリエーション機体などもかなり積極的にリリースされており、さらにコマンドウルフLCゼネバス仕様機やモルガAA&モルガキャリアのようなHMMオリジナル機体も存在する。恒常的にラインナップが維持されているわけではなく在庫が途絶したものもあるが、断続的に再生産が行われており、タカラトミー版が散発的な短期シリーズ展開とともに事実上絶版化しているのと比べ、概して品薄感は少ない。また、直営店では限定製品(シールドライガー用の二連ビームキャノンなど)を販売したり、おまけのサービスをよく行っており、過去にも製品のボックスアートを用いた卓上カレンダーや同社製品のフライングベース3をヘリック共和国とガイロス帝国の国章を描いたオリジナル版を配布したこともある。
2013年12月のゴジュラスの発売をもってHMMシリーズ第一章が終了がアナウンスされたが、代わって新シリーズとして装甲巨神Zナイトが始動し、第一弾のZナイトが発売される。またこの間も既存製品の再生産は続けられた。2014年12月にZナイトシリーズ第2弾マリンカイザーが予約開始までされながら発売中止となるハプニングがあったが、2015年2月よりゾイドシリーズ再開が宣言され、第一弾としてデススティンガーの商品化が発表。同9月にはデススティンガーの予約開始と、追ってマリンカイザーの予約再開がなされた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ハイエンドマスターモデル (ゾイド)」の詳細全文を読む




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